2024年02月11日

菌ちゃん畝の仕込み作業

菌ちゃん畝ができたので
エサを集めて仕込み作業を行いました



まずは
前回忘れていた
牡蠣殻石灰を撒いて鋤き込み・・・



自家製の備長炭オドロキ
のなりそこねガーン を撒きます
炭は菌ちゃんの棲み処になるそうです



裏山に登り
枯れ枝を集めます
伐採した枝はなかなか朽ちにくく
落ち葉の下に隠れている
腐りかけの枝を集めるのがお勧めです



枝を畝に乗っけて
再び山に入ります



今度は落ち葉を集めます





この場所は30cm程
落ち葉がたまっており
糸状菌が一杯います
下の方はすでに腐葉土になっています



落ち葉を枝の上に被せます



使わなくなったプランターの土などを
薄く載せます
丸太は半分ほど顔をだしている位で試してみます



一雨あてましたが
小雨だったので散水しました
ちなみにこのコン柱は井戸水ですOK



180cm巾のマルチを被せて
重しを1列60cmピッチで乗っけて完成!

と、思いきや・・・



先日、菌ちゃん野菜応援団の
中里美紀さんの投稿を読み・・・

重しは
マルチに水がたまらないように
両肩に斜めに
しかもずり下がらない
微妙な位置に変更しました
間隔は20cmです



これでやっと完成ですハート

さて
何を植えましょうかね
野菜作りはド素人なので
ホームセンターに並ぶ
苗を見て適当に・・・簡単そうな
野菜を植えようかな?

みなさんは
栽培計画など立てていらっしゃるのでしょうか???


ほな
  
  • LINEで送る


Posted by 水鏡サ at 17:27Comments(0)フォレスト ファーム

2024年02月11日

菌ちゃん畝10カ月後の観察と畝の移動

昨年4月にこしらえた
菌ちゃん力こぶ クローバー


移動するにあたり
10カ月後の菌ちゃんの様子を
観察してみました


元気な菌ちゃんがアチコチに!
ミミズも見かけないので
土の湿りぐあいは
これくらいでちょうど良さそうです



腐りかけた小枝には
菌ちゃんがウジャウジャ花まる




底の両脇に埋めた丸太を掘り起こすと
菌ちゃんは少し付いるだけです
深く埋まっていた部分には全くいません
丸太には土は薄く被せるのが良さそうです



では、畝を少し移動して整正します
観察結果を考慮して
丸太の溝は浅く掘ります



半分くらいは
丸太が出ている状態です
この後の作業で丸太に
土が被るだろうと考えています



畝の移動ができました
あぁ~腰が痛いぞなもし・・・。


次は菌ちゃんのエサを仕込みます


ほな


  
  • LINEで送る


Posted by 水鏡サ at 15:58Comments(0)フォレスト ファーム

2024年02月07日

もっと光を!!

1年前に、吉田先生の
菌ちゃん農法に感動して
作った小さなちいさな畑



サスガに小さすぎて
幾らも野菜を作れないので
槙やモチの樹を伐採して
5m程に広げた



ところが
季節が巡り秋、冬になると
ほとんど陽が当たらない大泣き




原因はカーポートです
アクリルは思いの外
日射しを遮る



なので、流し台の上に
移設しました花まる
ユニックで吊降ろし・・・



移設先に合わせて
2m短くして



跳ねだし桁で受けて補強



ガレージに渡した梁に
乗っけます



雨が漏らないように
水切りやシーリングを施していっちょあがりハート



これでスッキリしました
さて、菌ちゃんのエサを仕込むとしましょう

ほな


  
  • LINEで送る


Posted by 水鏡サ at 19:15Comments(0)フォレスト ファーム

2023年11月12日

-Forest Farm- もっと光を!

小さなちいさな畑で
ハツカダイコンと小松菜、サニーレタスを育てています。

しかし







なかなか大きくならないし
葉っぱがねじれたり、ギザギザになったり
穴が開いたりして素直に育ってくれない。。。





何でかなぁ???
菌ちゃんはホレこの通り育っています。


と、なると、やはり陽当たりが悪いからでしょうか?

キュウリなどの夏野菜の時は野菜の背も高いし
太陽高度も高くて、そんなに危惧していませんでした。
冬野菜は背が低いうえに太陽光度もひくい・・・。

11月8日に陽当たり具合を観察してみました。



9:00 ・まだ陽はあたりません。


10:00 ・一部分に陽が当たり始めました。



11:00 ・カーポートの影に入ります。



12:00 ・カーポートの影に入ってしまいました。(;´д`)トホホ



13:30 ・午後の光にあたりそうです。



15:30 ・14:00頃から光にあたっています。



15:30 ・秋の光は柔らかで弱々しいですね。。。



16:15 ・これで一日の終わりです。

合計すると
一日の日あたり時間は2時間半~3時間ほどです。
これじゃあ、ダメですよね。

こうなれば、カーポートを撤去してみようと思います。
車はガレージの中が空いたのでそちらへ回し
カーポートは捨てるのはもったいないので
外部の流し台の上に移転します!
そうしたら、雨の日でもそこでベーコンが焼ける (^^v

いっぺんやってみますワ!
  
  • LINEで送る


Posted by 水鏡サ at 07:36Comments(0)フォレスト ファーム

2023年10月29日

近くの森の木で・・・家を建てて・野菜を育てて!?・・・温暖化をSTOP!/ 『森は命の源』



豊かな森が
【きれいな空気】と
【おいしい水】を生み

それらが
おいしく安全な食べ物を育み
私たちの【命の源】となります




なぜ
森が【命の源】なのでしょうか?
その訳を探ってみましょう。

『森林が持っている多彩な機能』


《森は!》
・CO2を吸収し、酸素を放出する
・CO2を吸収して成長し、炭素を貯留する。
・肥沃な土壌がおいしい水を生む
・肥沃な土壌が雨水を貯え、洪水を防ぐ
・肥沃な土壌が雨水を貯え、渇水を防ぐ
・肥沃な土壌が雨水を貯え、土砂崩れを防ぐ
・川や湖沼、海の生き物を育む
・田や畑に水を供給し作物を育む
・野生動物の生息地となる
・山菜やキノコを育む
・伐採されて、木材を供給する
・森林浴効果
・緑は何といっても目に優しい
・フィトンチッドの抗菌・防腐・精神安定などの効果
・マイナスイオンでリラックス
・風のそよぎ、小鳥のさえずりなどの1/fゆらぎ効果

このように、森林は私たちの生活・地球環境の問題に密接にかかわっていて、森林を守ることがサスティナブルな地球につながっていきます。



森林は緑のダム


雨は樹木の枝葉に当たってから落下するので地表面をある程度保護できます。
その地表面(深さ30cm程度)は、落ち葉や落ち枝などが腐って積み重なったり、ミミズなどの生物が土を掘ったりしてスポンジ状の土壌になっています。このスポンジ状の土壌が,雨水を蓄えると同時にきれいでおいしい水を作り出してくれます。

土壌が貯えた地下水はゆっくりと河川にしみだしていくので、渇水を防ぐことができ、地表を流れる雨水が少ないから、一気に河川の水が増えず、洪水や土砂崩れを予防することが出来ます。
森林はこのようなダムとしての素晴らしい機能を持っています。


森林土壌が二酸化炭素を固定するしくみ

地面に落ちて貯まった落ち葉や枝が微生物により分解され、炭素をたくさん含んだ有機物となり土壌に貯まっていきます。

また、アーバスキュラー菌根菌、外生菌根菌は土壌中の有機態リン酸を植物に供給し、植物からは炭素化合物や糖をもらって生き、余った炭素を土壌に貯留します。
その効果は土壌の炭素貯留量を20~30%高め、温暖化防止にとても役立ちます。

そして、森林土壌中には樹木が固定している炭素の2.5倍もの量が貯留されています。

森林伐採などにより土壌中の炭素は大気中へ放出されてしまいます。
ですから、植林などを行ってサスティナブルな森林を育成することが温暖化防止に役立ちます。



樹木が二酸化炭素を固定するしくみ

樹木(植物)は窒素固定菌などの働きで大気中から吸収した窒素、二酸化炭素と根から吸い上げた水から、太陽エネルギーと葉緑素の働きによる光合成で糖をつくり酸素を放出します。

生成された糖はさまざま化学変化により、樹木を構成するセルロース、グルコースなどに変化し、細胞壁となって樹木の中に貯めこまれていきます。
樹木はこうやって二酸化炭素を吸収して成長していきます。


樹木による炭素の吸収量はどれくらいあるの?

一本の樹木がどれくらいの二酸化炭素を吸収しているのでしょうか?
材齢50年の杉の人工林で試算してみます。

1ヘクタールあたりの本数は900本で、蓄えられている炭素の量は約170トン、二酸化炭素に換算すると、1本が1年に吸収する量は約14Kgになります。
1人の人間が呼吸で吐き出す二酸化炭素は年間320Kgなので杉23本の年間吸収量になります。
平均燃費10km/L、年間走行量10,000Kmのガソリン車が排出する二酸化炭素は年間2,300Kgなので杉160本です。
1世帯が排出する二酸化炭素は年間6500Kgなので杉460本分にあたります。

『エッ、そんなにたくさん!?』 が、率直な感想ですね。。。
これで、カーボンニュートラル(排出と吸収の差が±0)となります。


樹木の生長による炭素吸収量の変化は、成熟した時が最高

樹木は動物と同じように呼吸し、酸素を取り込んで二酸化炭素をはき出しています。
昼間は光合成と呼吸の両方を行っていますが、光合成の方が活発です。夜間は呼吸のみ行っています。
光合成による吸収量と呼吸による排出量の差が炭素固定量となります。

木が若いうちはドンドン成長して、枝葉が増えるから炭素吸収量が増加し、木が太って大きくなるので炭素貯蔵量も増加します。
しかし、30~40程の年齢になり成長が衰えると、炭素固定量は減少しますが呼吸による排出は続くため、炭素貯蔵量も木が成熟した時が最高となり、それ以降の変化はほとんどありません。
このため、人工林では成熟期を終える頃に伐採して、木材として活用することがとても大事になります。

人工林は主に針葉樹(スギ、ヒノキ、カラマツ)ですから、人工林のサスティナブルな育成、活用が地球温暖化防止に果たす役割は大きいです。

★次回は実際に森の中に入って、その様子を観察してみますね。


詳しくはコラムのページで解説しています。
お暇なときにどうぞいらっしゃって下さい!
コラムのページは↓です。
https://www.tashirokoumuten-column.jp/cont6/16.html









  
  • LINEで送る