2024年01月28日

凧揚げ 《制作編》

孫の喜ぶ顔を見たくて!
正月休みに凧を作りました。





夕方の風が凪いでいる時間帯でも
よく飛びます

「風」 「凪」 「凧」
なんか漢字3兄弟みたいですね。。。
風が止まると「凪」
風を巾で受けると「凧」



材料と道具
・竹ひご5mm×2mm×90cm 4本
ぼくは自作しましたが、ホームセンターで売っています。

・破れにくい4倍強度の障子紙(69cm巾)
イロンな色・デザインのもあります

・木工用ボンド(速乾)

・凧糸(水糸)
細い糸でも巻く回数を増やしてボンドで固めれば良い

・揚げ糸
凧糸よりもPEラインなどの釣り糸が、風の抵抗が少なく軽いので飛びやすい
短い竿とリールを使う人もいるが、よく飛ぶので必要は感じない

・カッターナイフ、ハサミ

・定規、鉛筆

・インパクトドライバー???
マキタ TD173DX


作り方
①障子紙を69cm四角に切る
②斜めの骨を紙の裏側に貼る
③中心の骨を貼る
少し短いので継足して表に補強竹を貼る
④横の骨を貼る
⑤竹の交点を糸で結ぶ
⑥張り糸を結ぶ
揚げる時はツノに何回か巻き付けて、5~8cm程度、凧を反らす
⑦170cm長さの糸目糸を結ぶ
風の強さによって角度を調整するために、5cm程度の間隔で枝を出して結びコブを8の字結びで作る


揚げ糸の結び方は『ぶしょう付』が簡単です




⑧尻尾の紙を69cm×4.5cmに4本切り、貼り付ける


⑨インパクトドライバーの使い方花まる
凧糸を50mも巻き付けるのはイラチのぼくには耐えられないのです
使いさしのコーキングが中で固まってしまったノズルにドライバービットを差し込んで、糸を巻くと超早で面白いメロメロ

注意点
凧作りは揚がるまでが面白くて、孫の顔も忘れて制作にのめり込んでしまいました!!
孫から『おじいちゃんばっかり遊んでる!』と、ブーイングを受けないように気をつけましょう!!

ほな



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参考にさせて頂いたページ ↓
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Posted by 水鏡サ at 07:54Comments(0)I-hato-voを創る

2024年01月27日

樹木は【炭素の缶詰】・・・ ただいま発売中です!?

樹木は窒素固定菌などの働きにより
大気中から吸収した窒素、二酸化炭素と
根から吸い上げた水から
太陽エネルギーと葉緑素による光合成で
糖をつくり酸素を放出します





生成された糖は化学変化し、樹木を構成するセルロース[(C₆H₁₀O₅)n]、グルコース[C₆H₁₂O₆]などに変化し、細胞壁となって樹木の中に固定されます。

貯蔵されている炭素は木材重量の約半分です。
CO2換算量は・・・木材重量 × 炭素含有率(0.50) × 44/12 =炭素貯蔵量(CO2換算)となります。
例えば1kgの杉に含まれるCO2は、1×0.5×44/12=1.83kgとなります。


写真の丸太に含まれるCO2はいったい何tになるのでしょうね???


樹木は伐採され木材製品に加工された後も、腐ったり燃えない限り炭素は固定したままです。

腐ったり、燃える時には二酸化炭素を放出しますが、もともと大気中にあったものなので長期的に見ると二酸化炭素は増えません。

それゆえ、樹木は【炭素の貯蔵庫】、【炭素の缶詰】などと呼ばれます。


先ほど見つけたのですが
すでに炭素の缶詰が発売されていますオドロキ
いっこ840円です




高知は土佐の協同組合 木星会から
【森の教材】として販売されています
おヒトツいかがでしょうか???



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2023年12月16日

近くの森の木で家を建てよう!・・・日本の林業の現状は!?


[朝来市和田山町 竹田城跡]

日本は国土面積の約70%が森林におおわれた世界有数の緑豊かな国です。森林は美しい景観と豊かな生物多様性に加えて豊富な木材資源となります。



いにしえより人々は森の恵みを受けて日本独自の素晴らしい木の文化を築いてきました。



日本は降水量が多いので樹木が育つのに適しており、全国どこでも樹木が育ちます。
また、地理的に見れば、南北に長い急峻な地形なので各地の気候も様々ですから、森林の植生も多様になります。




世界有数の森林国でありながら、国産材の自給率は年々低下して2002年には19%と最低となり、2020年現在はやや持ち直して約37%程度となっています。



木材自給率の低下には、安い外国産材が普及してきた事と、林業に携わる人々の高齢化、後継者難が大きく影響しています。
それには、林業家は樹木を育てて木材を生産しても赤字では経営が成り立たず、やむなく廃業に追い込まれている事が大きな原因となっていました。



最近、高性能の林業機械が広がり始め、明るい兆しが少し見えてきたように思えます。



木材の生産が止まれば維持管理を行われなくなった森林は荒廃し、保水能力の低下によって引き起こされる土砂崩れなどにより自然環境は悪化する、あるいは、炭素吸収量が少ない老木が増えて、森林のCO2吸収量が少なくなっています。




手入れをされない森はもう壊滅的状態です。杉や桧などの人工林は人の手で森を育てて再生していかなければなりません。




近くの森の木で家を建てよう!



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・・・次回は、どこで育った木を使えばよいのか? について書きます。

ほな


  
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2023年12月14日

近くの森の木で家を建てる

豊かな森が
【きれいな空気】と
【おいしい水】を生み

それらが
おいしく安全な食べ物を育み
私たちの【命の源】となります




近くの森の木で家を建てると
地球温暖化を抑えられます

ジツは・・・。
樹木・木の家は炭素の缶詰だから


樹木は【炭素の缶詰】!?





樹木は窒素固定菌などの働きで、大気中から吸収した窒素、二酸化炭素と根から吸い上げた水から、太陽エネルギーと葉緑素による光合成で糖をつくり酸素を放出します。
生成された糖はさまざま化学変化により、樹木を構成するセルロース、グルコースなどに変化し、細胞壁となって樹木の中に貯めこまれていきます。
貯蔵されている炭素は木材の重量の約半分です。

樹木は伐採され木材製品に加工された後も、腐ったり燃えない限り炭素は固定したままです。
腐ったり、燃える時には二酸化炭素を放出しますが、もともと大気中にあったものなので長期的に見ると二酸化炭素は増えません。

それゆえ、樹木は【炭素の貯蔵庫】、木材は【炭素の缶詰】などと呼ばれます。



木造住宅は【都市の森林】!?





木材重量の約半分は炭素です。そして、平均的な木造住宅は25㎥の木材を使うので、4,500Kgもの炭素を貯留してます。
これは、鉄骨プレハブ住宅の4倍の炭素貯留量となります。木造建築物を建てることは、炭素を吸収、貯蔵することになり地球温暖化防止にとても役立ちます。

このように、炭素の貯蔵庫である樹木で住宅を建てれば、森林と同様の貯蔵庫が都市にもできるので、木造住宅は【第二の森林】、【都市の森林】と呼ばれます。


木造建築物だけではなく
身近なところから
木材の利用をもっともっと広げて
低炭素社会を実現し
地球温暖化を防止しましょう!!



・・・次回は木材自給率などの日本の林業の現状について書きます。

ほな  
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2023年10月13日

食べた命が ・ わたしになる!?


菌ちゃんパワーで育った野菜は
生命力があり、栄養価も高いです。
そして
とびきり美味しいです!
化成肥料で育った野菜とは全く違います。
体は健康にもなるし、やっていて楽しいです!


このページは長崎県にある㈱菌ちゃんふぁーむ代表の
吉田俊道さんの著書を勉強して作成しています。




菌ちゃん野菜は元気いっぱい!

輪切りのキュウリを放置するとこんなにも差がつきます。
菌ちゃんパワーで育った野菜は、抗酸化力が強いです。


ニンジンだとすりおろして20分もすると一般のニンジンとの差がわかります。

栄養成分を調べると菌ちゃんパワー野菜はビタミンやミネラルがたくさん含まれています。



ファイトケミカル/旬の野菜を食べよう!
旬の野菜ほど、ビタミン、ミネラルやファイトケミカルなどがたくさん含まれています。

夏の野菜は体を冷やす効果が高く、紫外線に負けない力も強いです。
冬の野菜は、身体を暖める効果が高いです。
旬の野菜を食べて、季節感を感じる事ができます。


ビタミンやファイトケミカルは皮や生長点(にんじんの首、キャベツの芯、ほうれん草の根元など)に多く含まれるので、きれいな皮は剥かないで、生長点も工夫して全部食べるようにしましょう。

加熱調理すると成分が細胞から溶け出して、吸収率が高まります。煮ると煮汁に溶けだしてしまうので、煮汁ごと食べられる味噌汁が最高です。

1日の食事の中でいろんな色の野菜を食べるように意識することで、自然と栄養素をまんべんなく摂ることができます。

1日の野菜摂取量の目標は350g。そのうち、トマトやほうれん草など色の濃い緑黄色野菜を120g摂るよう勧められています。

ファイトケミカルって何?

ファイトケミカルとは、植物が有害なものから体を守るために作りだした色素や香り、辛味、ネバネバなどの成分のことです。
必須栄養素ではありませんが健康を維持するためにはぜひ摂取したい重要な成分だと明らかになってきました。
ファイトケミカルの最も期待されている効果は抗酸化力です。

呼吸で取り入れた酸素の一部は活性酸素やフリーラジカルという、体内の成分と反応しやすい状態になります。
活性酸素やフリーラジカルはタンパク質と反応したり、脂質を酸化したり、遺伝子の損傷を引き起こし老化、がん、動脈硬化、生活習慣病などの原因となると考えられています。
体内にも酸化を防止するメカニズムがありますが、ファイトケミカルを摂取すると酸化を防ぎ、老化やさまざまな病気のリスクを低くすると期待されています。


キュウリの旬は夏!!
STOP!地球温暖化視点で考えると・・・。

スーパーでは一年中きゅうりやトマトなどが販売され、野菜の旬が分からなくなってきました。
旬以外でも美味しい野菜はありますが、旬の食べ物を食べることは、その季節を健康にすごすために大切なことです。

旬の野菜は、価格が安くなり、栄養価は高くなります。
旬の野菜を食べると、お財布にも体にも優しい上に四季を感じることができます。


突然、キュウリが登場しましたが・・・。
きゅうりは本来は夏野菜ですが、一年中流通させるために寒い時期でも暖房したハウスで育てられます。
暖房エネルギーは、夏の露地栽培の5倍も必要になります。

これを便利と考えるか?無駄と考えるか?
あなたならどうしますか?


フードマイレージ

下の図はフードマイレージの比較表です。食品の重量×移動距離で表されます。
日本は食料自給率が低くてダントツですね。特に畜産と穀類・油糧種子がとびぬけています。
移動距離×量に比例して二酸化炭素の排出量も増加し、地球温暖化に悪影響を与えています。


解決方法は地産地消でしょう。なるべく近くで露地栽培された旬の野菜などを顔が見える人から購入したり、また自分で栽培するのも楽しいと思います。

農家視点から見ても、農園のスグそばに大量消費地があるのですから、これは大きな利点となります!

世界的な電気不足にウクライナ侵攻が加わり、原料を輸入に頼る肥料の価格が暴騰しています。近い将来には肥料不足の影響で食糧危機が訪れるのではないかと危惧されています。

『ボーっと生きてんじゃねーよ!』って、どこかで聞いたような声が・・・。

詳しくはコラムのページで解説しています。
お暇なときにどうぞいらっしゃって下さい!
コラムのページは↓です。
https://www.tashirokoumuten-column.jp/cont6/15.html  
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