2007年09月29日
シックハウスとPH調整剤
下の【ウッドロングエコと吹抜け@宮山の家】に
『ひろちゃん』さんからコメントを頂きました。
ありがとうございます。
シックハウスを考える上で、重要なポイントなので、コチラに移させて頂きました。
-----『ひろちゃん』さんからのコメント-----
何回もこの建築中の写真みました。
人間・生き物に対して、優しい家が建ちそうだなと。
私の同級生は、「ハウスシック症候群?」で先日家を売ってしましました。(建売の家です。注文住宅ではないです)。「自然の素材・物質を使っているので大丈夫大丈夫といわれて購入したらしいのですが、疑問がのこります。人が住みやすく、もちろん、住んで「無害」であるという家のことを考えさせられました。だって、家は人の生活の基本ですもんね。偉そうなこと書きましたようなきがしますが、すみません。
----------------------
★全くその通りですね。
世の中は『消費者』よりも『売る方』の利益がでるような仕組になっているんじゃないでしょうか。
例えば、コンビニのサラダの原材料表示を見てみましょう。
『保存料・ソルビン酸K』と書かれているでしょ。
ソルビン酸カリウムと安息香酸ナトリウムは危険なので使用量が決められています。
それを補うためにグリシン、酢酸ナトリウム、クエン酸、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、リン酸水素カリウム、第2水素カリウムで保存料の働きをさせています。これらは何種類入れても『PH調整剤』の一言で表示されるだけです。
(参考:グリーンライフの青空通信)
★お友達の家はコレと全く同じ構造なのですね。▲か▼かの違いだけです。
・▲は氷山の一角だけ表示する。
・▼は一部に使用している材料だけを表示する。
どちらも、ウソまでは書いていませんが、都合の悪い部分にはシッカリ蓋をしてあります。
住宅の場合に気をつけたいのは建築基準法上での最高レベルのF☆☆☆☆クラスの建材を使用した住宅でも???な点ですね。この手の集成材、合板、ビニールクロスを使用した住宅に入るとイヤ~な臭いが充満しています。
秋田憲司さんが開発された『無添加住宅』はケミカルフリーを徹底的に行なわれていますが、私共の住宅では無添加住宅よりも断熱性能を上げたい思いもあり、100%ケミカルフリーは現時点ではハッキリ言って、『無理です』
ですから、施主様には化学物質が含まれる材料、ユニットなどが分かるように説明しています。
例えば、床板を張るときに『木工用ボンドを使わなければ、若干の床鳴りがする可能性があるのですがどうしましょう?』と、いう風に話をしています。
とにかく安心して住める家であって欲しいので 「自然素材を使っています」と、言うよりも「こことここには化学物質があります、使いますよ」と言う事にしています。
それが、『安心』につながると確信しています。
赤は『自然素材を使っていますよ』と言う情報、これは一見すると消費者の利益になりそうですが、ジツは消費者、工務店ともに不利益になる情報なのです。
緑は『自然素材を使ってませんよ、化学物質も使っていますよ』という情報、これは消費者の利益になることはモチロン、回りまわって工務店の利益につながると考えられます。
消費者の方も、この辺を見極め判断するために、ある程度の知識は必要になってきますね。
とは言っても、これは非常に難しいので、最終的にはエエ人を探す事が最も大事かと思います。
『この人なら、うちの家を任せられる!』と、安心して任せられる人を探す事ですね。
ぼくなんかグリーンライフの食品やったら、花房さんが言うての事やったら 『べっちょない!』と端から信頼していますもんね。
(その味については個人の好みもあり、期待していた程ではなくハズレの時もありますが・・・)
ぼくの目標 『目指せ、播磨住宅界のグリーンライフ!』
『ひろちゃん』さんからコメントを頂きました。
ありがとうございます。
シックハウスを考える上で、重要なポイントなので、コチラに移させて頂きました。
-----『ひろちゃん』さんからのコメント-----
何回もこの建築中の写真みました。
人間・生き物に対して、優しい家が建ちそうだなと。
私の同級生は、「ハウスシック症候群?」で先日家を売ってしましました。(建売の家です。注文住宅ではないです)。「自然の素材・物質を使っているので大丈夫大丈夫といわれて購入したらしいのですが、疑問がのこります。人が住みやすく、もちろん、住んで「無害」であるという家のことを考えさせられました。だって、家は人の生活の基本ですもんね。偉そうなこと書きましたようなきがしますが、すみません。
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★全くその通りですね。
世の中は『消費者』よりも『売る方』の利益がでるような仕組になっているんじゃないでしょうか。
例えば、コンビニのサラダの原材料表示を見てみましょう。
『保存料・ソルビン酸K』と書かれているでしょ。
ソルビン酸カリウムと安息香酸ナトリウムは危険なので使用量が決められています。
それを補うためにグリシン、酢酸ナトリウム、クエン酸、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、リン酸水素カリウム、第2水素カリウムで保存料の働きをさせています。これらは何種類入れても『PH調整剤』の一言で表示されるだけです。
(参考:グリーンライフの青空通信)
★お友達の家はコレと全く同じ構造なのですね。▲か▼かの違いだけです。
・▲は氷山の一角だけ表示する。
・▼は一部に使用している材料だけを表示する。
どちらも、ウソまでは書いていませんが、都合の悪い部分にはシッカリ蓋をしてあります。
住宅の場合に気をつけたいのは建築基準法上での最高レベルのF☆☆☆☆クラスの建材を使用した住宅でも???な点ですね。この手の集成材、合板、ビニールクロスを使用した住宅に入るとイヤ~な臭いが充満しています。
秋田憲司さんが開発された『無添加住宅』はケミカルフリーを徹底的に行なわれていますが、私共の住宅では無添加住宅よりも断熱性能を上げたい思いもあり、100%ケミカルフリーは現時点ではハッキリ言って、『無理です』
ですから、施主様には化学物質が含まれる材料、ユニットなどが分かるように説明しています。
例えば、床板を張るときに『木工用ボンドを使わなければ、若干の床鳴りがする可能性があるのですがどうしましょう?』と、いう風に話をしています。
とにかく安心して住める家であって欲しいので 「自然素材を使っています」と、言うよりも「こことここには化学物質があります、使いますよ」と言う事にしています。
それが、『安心』につながると確信しています。
赤は『自然素材を使っていますよ』と言う情報、これは一見すると消費者の利益になりそうですが、ジツは消費者、工務店ともに不利益になる情報なのです。
緑は『自然素材を使ってませんよ、化学物質も使っていますよ』という情報、これは消費者の利益になることはモチロン、回りまわって工務店の利益につながると考えられます。
消費者の方も、この辺を見極め判断するために、ある程度の知識は必要になってきますね。
とは言っても、これは非常に難しいので、最終的にはエエ人を探す事が最も大事かと思います。
『この人なら、うちの家を任せられる!』と、安心して任せられる人を探す事ですね。
ぼくなんかグリーンライフの食品やったら、花房さんが言うての事やったら 『べっちょない!』と端から信頼していますもんね。
(その味については個人の好みもあり、期待していた程ではなくハズレの時もありますが・・・)
ぼくの目標 『目指せ、播磨住宅界のグリーンライフ!』
Posted by 水鏡サ at 01:03│Comments(3)
│おいしい空気の家
この記事へのコメント
こんばんは。さっき、「家をハウスシック症候群で売った」同級生に、水鏡サんのブログ見てみなよって連絡しました。信頼できるところはどうやってさがすのか、なかなか難しいですね。同級生、はやく立ち直ってほしいなとおもいます。アレルギー系のお薬を飲んでいるそうです・・・・・・ありがとうございました。
Posted by ひろちゃん at 2007年09月29日 21:49
今、妹といっしょにもう一度この記事を見たのですが、すごくわかりやすい解説ですね。「もっともっとこんな知識を広めていただきたいと思います。」
ひろちゃんの妹より
ひろちゃんの妹より
Posted by ひろちゃん at 2007年09月29日 22:00
★お友達のアレルギーが良くなりますように。
もっとイロンな事をホームページに書いています。
時間があればコチラ↓へもどうぞ。
http://www.tashiro.net/
左上のお気に入りからも行けますです、ハイ。
ほな
もっとイロンな事をホームページに書いています。
時間があればコチラ↓へもどうぞ。
http://www.tashiro.net/
左上のお気に入りからも行けますです、ハイ。
ほな
Posted by 水鏡サ at 2007年10月01日 13:31