･･･イーハトーヴォの焚火塾･･･

★昨日は夜半来の雨が強かったので、川の状況に不安がありましたが、頑張って仕事を段取りして・・・と言うか、みんなに『明日は休むさかいに電話 をかけて来んように！』と電話しまくり・・・やっと手に入れた3週間ぶりの休日が惜しくて？千代川に行ってきました。今回は一眼レフも持たずに、釣 り一本勝負です。

本流は結構水嵩が増えていたが、芦津川に入るとそうでもない、シメシメと喜び勇んで川に入るが、全然アカン。『ホンマにもう、なんで やねん！』と、ぼやく事しきり。前回良かったポイントへ移るが、ココも全然アカン、気配も何もなし。
ヤケに歩きやすいのにフト気がついた。ようく見ると河原の石の天端が所々欠けている。
「？・・・！！」
大きなユンボが歩いた跡やった、上流の石積堰堤の補修工事を行ったようだ。
こらアカンわ・・・（＞＜

安蔵川へ転進するとコチラはドウドウと水が走っている。『芦津川はそうでもなかったのに何でやろ？？？』
弁当を食いながら地図を調べると、芦津川 は三滝、大呂と本流合流点の大内に3ヶ所水力発電所があり、送水管が三滝から本流合流点まで繋がっている。それで三滝より下流はどこも水量が少ない訳だ。これでヒトツお利口になったのだ（＾＾ｖ

昼寝から目覚めると雨はどこへやら、陽が射してきた。『かなんなぁ』と思いつつ、遡行するのに難儀しながら頑張るがまたもやダメ。江波集落上流の細流で、小さなイワナがピョンと飛び出したきり・・・。

しからば佐治川へ転進しようとも考えたが、どうも釣れるイメージが浮かんでこないので、帰る道すがら、未だ入った事のない本流のポイントを探す 事にした。智頭付近でメッチャ良さそうなポイントを見つけたが、護岸から降りられない。次に来る時は折畳みのハシゴを持参しようか、アハハ！（←半 分以上、本気で考えとう）
智頭トンネル付近の淵では、小さな小さなヤマメかアマゴが飛び出てくれたので、居る事は確認でき、一先ず安心した。恋山形駅付近にある東屋のある小さな公園前がかなり良さそうに見えた・・・地名も魅力的だったのでね（＾＾ゞ
嶺に囲まれた小さな空の夕焼けを楽しみながら一服し、夕まずめを待つ。仕掛けをロングライ ンに替え、無心で竿を振る。ラインは気持ちよく伸びて狙ったスポットに入り、ここぞ！と言う場所で合わせるが。。。

『ホンマにもう、何でやねん！』

★岩陰でひっそりと咲いていた岩躑躅（ｲﾜﾂﾂｼﾞ）だけが、やさしく微笑んでくれたような気がしたのでした。釣果は全くのボーズでしたが、一日中釣りに没頭でき、充実した一日となりました。