･･･イーハトーヴォの焚火塾･･･

うちのお寺では
元日の午前九時より
元旦祝祷会がある

小一時間お勤めをした後
【福引き】があった

産まれてから此の方
くじ引きなど当たった例なしの水鏡サが
ナ、ナント・・・
『いの一番』に当たってしまったのじゃ～

和尚さんがくじ引きの一枚目を手にされた時
『来る！』
と、予感がした
すると、ものの見事に当たったのですねぇ

1等賞は
大関の大吟醸　『大坂屋長兵衛』でした～！


私らの職人世界では玄を担ぐ
（玄：老荘思想で説く哲理。空間・時間を超越し、天地万象の根源となるもの。）
『いの一番』に当たってメッチャ嬉しくて嬉しくて・・・ウルル。。。
今年はなにかエエ事がありそうな予感がします！

ところで『いの一番』がナゼ縁起が良いのか知ってますぅ～？
これは柱の番付け（位置を示す符号）なんですワ


木造の家ではＸ方向に「いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむういのおくやまけふこえてあさきゆめみしあひもせすん」と送り、
Ｙ方向は南から北へ向かって一、二、.三・・・と送って行きます
（地方により方向等の違いはあります）
だから、最初の一番なんで縁起が良いのですなぁ

ちなみに
『ちの六番』も喜ばれます
播州地方では6帖二間続きが多かったので
『ちの六番』は大抵、大黒柱の位置になるのですね
台所の角にもあたり
台所の神様『大黒天』になぞらえて
大黒柱と言われるようになったとか。。。
（図の位置とはズレます）

さあ
予感が快感になるように頑張るべ！

ほな

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